「書いたけれど、なんだか違う気がする」
「私は〜したい」と書くのか、「私は〜する」と書くのか。「〜しない」という書き方はダメなのか。いつまでに書けばいいのか。そんな疑問が頭の中をぐるぐると巡って、せっかくの新月の時間が過ぎていく。
この記事では、私がこれまで実際に試してきた中で「これは確かに違う」と感じた書き方のコツを、7つに絞ってお伝えします。
そもそも、新月とは何か
新月は、太陽と月が同じ方向に並び、地球から月が見えなくなる瞬間のことです。天文学的には「朔(さく)」と呼ばれます。
この瞬間、月は闇に沈みます。でも、それは終わりではなくて、始まりの合図です。
新月を過ぎると、月は少しずつ満ちていきます。その成長のリズムに乗せるように、願いを込めるのが新月の願い事です。
だから、書くタイミングは新月の瞬間から48時間以内が目安とされています。特に、新月から8時間以内は月のエネルギーが最も強く、願いが届きやすいと言われています。
願い事は、すでに叶った形で書く。そうすることで、あなたの意識が未来ではなく、今この瞬間に焦点を合わせるようになる。
| タイミング | 効果 | 備考 |
|---|---|---|
| 新月から8時間以内 | 最強 | 月のエネルギーが最も集中している時間帯 |
| 新月から24時間以内 | 強 | 十分に効果的。心が整っていれば問題なし |
| 新月から48時間以内 | 普通 | 有効期間内。翌々日まで |
| 48時間以降 | 弱 | 次の新月まで待つことを推奨 |
ボイドタイムを気にする方もいますが、タイミングより心の状態のほうがはるかに大きな影響を持ちます。ボイドタイムを意識しすぎて書けなかった、という本末転倒を避けてください。
効果を高める7つのコツ
私が10年の鑑定経験の中で見てきた「願い事が叶いやすい人」の共通点を、7つのコツとしてまとめました。すべてを完璧に守る必要はありません。1つでも2つでも取り入れるだけで、願い事の質が変わります。
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01
現在形で書く
願い事は「私は〜したい」ではなく、「私は〜している」と現在形で書きます。「したい」という言葉は、まだ叶っていないことを前提にしています。潜在意識は「叶っていない状態」を現実として認識してしまうのです。
例
❌「私は仕事で認められたい」
✅「私は仕事で認められている」
✅「私は自分の能力を信頼し、周囲から評価されている」
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02
肯定文で書く
「〜しない」「〜がない」といった否定形は使わず、肯定的な表現にします。潜在意識は否定語を認識しにくく、「〜しない」と書いても「〜」の部分だけが印象に残ります。
例
❌「私は不安にならない」 → ✅「私は心穏やかに過ごしている」
❌「お金に困らない生活をしている」 → ✅「私は豊かさに満たされている」
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03
手書きする
スマホのメモやパソコンではなく、紙に手書きすることをおすすめします。手で文字を書く行為には、思考と感情を整理する力があります。ペンを握って、一文字ずつ書き進めることで、願いが自分の内側から外側へと移っていく感覚があります。
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04
新月から8時間以内に書く
新月の瞬間から48時間以内なら有効ですが、特に効果が高いのは8時間以内と言われています。ただし、新月の瞬間が深夜3時だったとして、無理に起きて書く必要はありません。焦らず、落ち着いた心で書くことの方が大切です。
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05
2個から10個の範囲で書く
1個だけだと、そこにエネルギーが集中しすぎて執着が生まれやすくなります。逆に多すぎると、意識が散漫になります。私は大抵、5〜7個くらい書きます。全部が同じテーマでなくても構いません。
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06
静かな場所で、ひとりで書く
テレビやスマホの通知音が鳴っていると、意識がそちらに引っ張られます。部屋の明かりを少し落として、キャンドルを灯すのもいいかもしれません。誰かと一緒だと、どうしても「どう思われるか」が気になって、本当の願いが書けなくなります。
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07
感謝の言葉で締めくくる
願い事を書き終えたら、最後に感謝の言葉を添えます。「ありがとうございます」「すでに叶っていることに感謝します」。どんな言葉でも構いません。大切なのは、願いが叶うことを信じて、感謝の気持ちを持つことです。
書き方が整ったら、あとは「信じて手放す」だけ。書いたら月に預けて、日常に戻る。半年後にノートを見返して「あ、これ叶ってる」と気づく。そのくらいの距離感が理想です。
星座別のテーマを意識してみる
新月が起こる星座によって、願い事のテーマを変えるという方法もあります。これは占星術の考え方ですが、私自身も意識するようになってから、願い事がより具体的になった気がします。
星座別の得意なテーマ(一例)
- 牡羊座:新しいことを始める、行動力、勇気
- 牡牛座:お金、豊かさ、五感を満たすこと
- 双子座:コミュニケーション、学び、情報
- 蟹座:家族、居場所、感情の安定
- 獅子座:自己表現、創造性、喜び
- 乙女座:健康、整理整頓、仕事の改善
- 天秤座:人間関係、バランス、美意識
- 蠍座:深いつながり、変容、手放し
- 射手座:冒険、学び、自由
- 山羊座:目標達成、キャリア、責任
- 水瓶座:個性、友人関係、革新
- 魚座:直感、癒し、精神性
必ずこのテーマでなければいけない、というわけではありません。でも、星座の特性を意識すると、願い事がより明確になることがあります。
陰陽師の視点から見た新月の力
陰陽の理では、新月は「陰の極み」とされます。月が完全に光を失い、天に「無」の状態が生まれる瞬間。この空白こそが、新しい氣を呼び込む器になるのです。
私が鞍馬山の修行の中で学んだことのひとつに、「空ずして満たせず」という言葉があります。器が満たされたままでは、新しいものを入れることができない。新月は、宇宙が定期的に「空」を作り出してくれる、唯一の機会なのです。
実際の鑑定の中で、私はたびたびこんな方に出会います。何年も同じ願いを書き続けているのに、一向に変化がない。その方の氣の流れを視ると、決まって「器が古い願いで満ちている」状態になっています。
新月の願い事は、ただ書くだけでは足りません。書く前に「手放す」ことが必要なのです。去年と同じ願い事を書く前に、なぜそれがまだ叶っていないのかを静かに問いかける。その問いが、器を空にする行為です。
新月の前夜にやること
紙に「手放したいもの」を書き出す。叶わなかった理由、執着、恐れ。それを書いたら、燃やすか、ちぎって流す。翌日の新月に書く願い事は、必ず「空の器」から書かれたものになります。
月相観法では、新月から次の新月までの29.5日を「一氣の周期」と呼びます。この周期に沿って意識的に生きることで、月の力を本当の意味で活かすことができます。
朔夜が実際に試してきた新月ノートの作り方
私が新月の願い事を書き始めたのは、20代の半ばのことです。当時は「月が変わるたびに何かを書く」という習慣がなく、願いが散漫で、何を目指しているのか自分でも分からない状態が続いていました。
ある師の教えで、月の周期に合わせたノートをつけ始めました。最初の半年は変化を感じませんでした。でも一年が過ぎた頃、ふと手帳を見返したとき、愕然としました。書いた願いの7割以上が、何らかの形で実現していたのです。
それ以来、私は毎月欠かさず新月ノートをつけています。今では鑑定に来られた方にも、この習慣をお伝えしています。多くの方が「変化を感じた」と報告してくれています。
朔夜式・新月ノートの構成
- 表紙に月齢と月が入っている星座を記録する
- 1ページ目:今月手放すものリスト(3〜5つ)
- 2ページ目:願い事リスト(5〜10個、現在形で)
- 3ページ目:この月に意識したい言霊(1〜2フレーズ)
- 次の新月の前日:振り返りページ(叶ったこと、変化)
特に「言霊ページ」は、陰陽師としての実践から生まれた独自の方法です。願い事は意図を定めるもの、言霊は日々の氣を整えるもの。この二つを組み合わせることで、月の力がより深く働くと感じています。
よくある質問
はい、構いません。大きな願いは、一度の新月で叶うとは限りません。何度も書き続けることで、意識が定着していきます。ただし、まったく同じ文面を何ヶ月も書き続けるよりも、少しずつ表現を変えてみるのがおすすめです。そうすることで、自分の内側の変化にも気づけます。
無理に叶えようとしなくて大丈夫です。叶わなかった願いは、今の自分には必要ないか、まだタイミングではないということかもしれません。私も、何度書いても叶わなかった願いがあります。でも、数年後に振り返ってみると、「あのとき叶わなくて良かった」と思えることがありました。
「私は〜」という形で、自分を主語にする方が効果的です。「彼が〜してくれる」と書くと、他人をコントロールしようとする意図になってしまいます。例えば、「彼が私を愛してくれる」ではなく、「私は愛に満たされた関係を築いている」と書く。こうすることで、自分の在り方にフォーカスできます。
ボイドタイムとは、月が次の星座に移る前の「月の力が弱まる時間」とされるものです。気になる方は避けても構いませんが、私はあまり意識していません。それよりも、自分の心が穏やかで、集中できる時間を選ぶ方が大切だと思います。
まとめ
- —新月から48時間以内、特に8時間以内に書く。ただし心の状態を最優先に
- —現在形・肯定形で書く。「したい」ではなく「している」
- —手書きで。2〜10個に絞って具体的に書く
- —静かな場所でひとりで書き、最後に感謝を添える
- —書く前に「手放す」こと。器を空にしてから臨む
- —書いたら月に預けて手放す。執着しないことが最後のコツ
あなたの今を、もっと深く読み解く
新月の願い事をさらに効果的にするには、あなたの「今の氣の流れ」を知ることが大切です。朔夜の本格鑑定では、生年月日とお悩みから魂の現在地を読み解きます。
鑑定メニューを見る※本記事の内容は、筆者・朔夜の個人的な体験・見解に基づくものです。科学的根拠を保証するものではありません。心身に関するお悩みは、専門の医療機関にご相談ください。